スイカができるまで!
ココマルファーミングのスイカの栽培を紹介します。
目次
スイカの季節は春?!
皆さん、スイカって夏のイメージをお持ちじゃないでしょうか?
スイカの名産地である熊本にあるココマルファーミングのスイカは、実は4月くらいから始まるんです!そこから夏にかけて約5ヶ月間スイカの出荷が続きます。
なので、ココマルファーミングのスイカは春から夏にかけて食べることができます!
種まきから始めます!
ココマルファーミングのスイカ作りは、なんと冬の11月から!11月の最初の仕事は、スイカの種まきです。美味しいスイカを作るためには、丈夫な苗づくりが大事だとココマルファーミングは考えます。だからこそ、苗を買うのではなく、苗づくりから自分たちで行います。
寒い冬を越すために、あたたかい温床を準備して、我が子を育てるように大事に苗を育てています。
病気に強い苗づくり
11月に種まきをしたスイカの種は、11月中旬になると接ぎ木という作業を行います。接ぎ木とは、2種類以上の植物を合体させて、ひとつの個体につる技術です。ココマルファーミングでは、かんぴょうの苗を土台にして、そこにスイカの苗をつなげる、という作業を行っています。
この作業は、”スイカがかかりやすい病気が、かんぴょうはかかりにくい”という特性を活かし、病害虫の被害を減らすために行っています。手間はかかりますが、この作業を行うことで農薬に頼ることを軽減できるのです!
ミネラルたっぷりの畑作り
野菜づくりでとても大切な作業、それが土づくりです!ココマルファーミングでは、まず最初に畑の身体検査をします。畑の身体検査とは、どんな栄養が畑にあるのか科学的に分析することです。そして、その検査結果を見て「スイカにはもっとこの栄養があったほうがいい。」「これは足りている。」という分析をして、肥料を畑に入れていくのです。ココマルファーミングでは、ミネラルたっぷりの肥料をたっぷり使うことで、ゆっくりじっくりスイカが栄養を蓄えられるように計算して畑作りをしています。
甘やかしています!
ココマルファーミングの定植(苗を畑に植え付ける作業のこと)は、クリスマスあたりの12月下旬に始まります。あたたかいのが大好きなスイカさんのために、冬の寒い中でもあたたかなお部屋(ハウス)と布団(畝)を準備して、ひとつひとつ丁寧に植えていきます。冬でもちょっと汗ばむくらいのあたたかさを保ちながら、収穫まで大事に育ててていきます。ちなみに定植作業は、12月下旬から2月下旬にかけて、だいたい10日おき、約11回行っていきます。時期をずらして定植することで、長い期間スイカを収穫することができるのです。
手間暇かかっています
定植したスイカさんが収穫を迎えるまで約3ヶ月。育ったスイカさんの苗は、つるがどんどん伸びていきます。親づるから伸びる元気のいい子づるを数本選んで、つるが重ならないように布団(畝)に伸ばしていきます。元気に育ったつるに咲いた黄色い花、この花に手作業で受粉作業を行います。そして、収穫時期が分かるようどの花にいつ受粉を行なったか分かるように印をつけていきます。
そういった作業を行いながら、ハウス内の気温、乾燥具合、肥料、水、病気、虫などなどたくさんのことに注意しながら、収穫まで手入れを続けます。
<定植写真>
<整枝写真>
<交配作業写真>
<交配作業3日目写真>
<交配作業14日目写真>
・摘果作業
大玉スイカは1株から1個に残します。
小玉スイカは1株から2個に残します。
美味しいスイカが完成!
そうやって11月に種まきして、手間暇かけて育ててきたスイカさん!ココマルファーミングでは、最初の収穫が4月上旬に始まります!収穫が始まっても、まだまだ8月まで収穫が続きます。その間、これまで説明したような作業を次々に行いながら、収穫を続けていきます。手間暇かかって大変だけれども、お客様の「美味しい!」という言葉、「おいしい笑顔」を考えると、やってて良かった!と思うのです。そして、さらに美味しいスイカを作りたい!と思うのです。
ココマルファーミングで代々作り続けているスイカで、みなさまを笑顔になりますように。そんな願いを込めて、今日もココマルファーミングはがんばっております!
<ココマルファーミング すいかブランド>
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